aVin -アヴァン - 南仏ビオ&長野ワイン

ヴィオニエ

北ローヌのコンドリュ村周辺が発祥と言われる品種。1960年代初めまでは地元以外では知られておらず、フィロキセラなどによりそのほとんどが死滅したがその後徐々に第二次世界大戦後に栽培が回復、品種の持つ独特な魅力が名声となり現在は南フランスや海外でも栽培される。痩せた土壌、粉末状の花崗岩、雲母、まばらな石灰岩、また日照りが非常に強く、南・南西向きの丘陵地帯や高台で良く育つがとりわけ多産なブドウ品種ではない。栽培や醸造が難しい品種ながら、エキゾチックでとても魅力的なワインとなる。香りは印象的でスパイシーさもあり味わい深く長い余韻、滑らかで、よく熟した、フルボディでスタイルのある白ワイン。黄色い果実(マンゴー、ナシ、モモ)、春の花(スミレ、アイリス、アカシア)、ムスクとスパイス、炒ったヘーゼルナッツやアーモンドなどの香りが特徴。すぐに楽しむことができる白ワインで、Condrieu(コンドリュ)は2、3年待って華やかさやエキゾチックな味わいを、Château-Grillet(シャトーグリエ)は12〜18ヶ月樽熟成されおり瓶詰後から魅力的。
隣接するCotes-Rotie(コートロティ)の赤ワインにスミレのニュアンスを与えるための成分としても使われている。おすすめマリアージュはグリーンアスパラガス、リオン伝統料理クネルのナンチュアソース、パイ、ザリガニ料理、リゴット・ドゥ・コンドリュやピコドン・デ・ラ・ドロームチーズ、アーモンドガレット、寿司、牡蠣など
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